アステックペイントの外壁塗装用塗料の評判。やばい・怪しいってなに。

Ritsu
外壁塗料メーカー「アステックペイント」の特徴や評判、おすすめ塗料「リファインシリーズ」「スーパーシャネツサーモシリーズ」や、やばい・怪しいなどの噂などについて紹介します。
目次

アステックペイントについて

株式会社アステックペイントは2000年に創業した塗料メーカーで、元々はオーストラリアの塗料を輸入・販売する会社でした。

しかし2012年から自社塗料の開発を始め、超低汚染塗料や遮熱塗料といった独自の特徴のある塗料を販売していて、今では日本ペイントや関西ペイント、エスケー化研に次ぐ、大手塗料メーカーと言える規模になりました。

アステックペイントは、環境に優しい製品づくりにも力を入れており、持続可能な未来を目指して、低VOC(揮発性有機化合物)や高耐久性の塗料を提供しています。また、厳しい気象条件に対応するための技術開発にも積極的に取り組んでおり、その品質は世界中で評価されています。

この会社の魅力は、単に塗料を販売するだけでなく、顧客とのコミュニケーションを大切にし、最適な塗装ソリューションを提案してくれる点にあります。アステックペイントは、建物を守り、長く美しい状態を保つためのパートナーとして、多くの人々から信頼されているのです。

アステックペイントの外壁・屋根塗装用の塗料の種類

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

アステックペイントは、幅広い用途に対応する様々な特徴ある塗料を提供しています。以下に主な塗料を紹介します。

リファインシリーズ

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

リファインシリーズは、アステックペイントが提供する高性能な外壁用塗料で、特に防汚性能に優れています。

このシリーズは美観を長期間にわたって維持するために設計されており、汚れを付きにくくするだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流して美しさを保ちます。

リファインシリーズの特徴とメリットは以下のとおりです。

特徴

超低汚染性: 塗膜表面が非常に緻密なので、汚れが付きにくい性質を持っています。これにより、長期間にわたり外観をきれいに保つことが可能です。

また塗膜の表面が優れた親水性なので、塗膜と汚れの間に雨水が入り、汚れを落としてくれます。

高い耐候性: 塗面の劣化の最大の原因である紫外線に高い耐性を発揮します。

遮熱性: 遮熱性のある顔料が近赤外線を効果的に反射し、室内温度の上昇を抑えます。

メリット

リファインシリーズは、外壁の美観を長期間保つための機能に特化しており、メンテナンスを減らしながら、建物を美しく保つことができます。

スーパーシャネツサーモシリーズ

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

スーパーシャネツシリーズは、アステックペイントが提供する高性能な遮熱塗料シリーズで、主に屋根の温度上昇を抑えることを目的としています。

このシリーズは特に夏場のエネルギー効率を高めるために設計されており、多くの住宅や商業建築で採用されています。

スーパーシャネツシリーズはエネルギー効率の向上や建物の保護、美観の維持ができ、特に遮熱効果を重視する方には最適な塗料です。

スーパーシャネツシリーズの特徴とメリットは以下のとおりです。

特徴

優れた遮熱性能: スーパーシャネツシリーズは、チタン複合特殊無機顔料の使用によって太陽光の赤外線を効率的に反射することで、屋根や外壁の表面温度を大幅に低下させます。

これにより、建物内部の温度上昇を抑え、夏場の冷房負荷を軽減することが可能です。

高耐久性: ラジカル制御技術を採用し、従来のシリコン塗料をしのぐ耐候性に優れた塗料で、紫外線や風雨による劣化を抑え、長期間にわたって塗膜の性能を維持します。

変色・退色しにくい: チタン複合特殊無機顔料の使用により屋根の変色・退色が起こりにくく、塗り替えの頻度を減らし、メンテナンスコストを抑えることができます。

メリット

エネルギーコストの削減: 高い遮熱効果により、夏場の室内温度が上がりにくくなり、冷房の使用を減らすことができます。これにより、エネルギーコストの削減につながります。

環境に優しい: エネルギー消費を抑えることで、二酸化炭素排出量の削減に貢献し、環境負荷を軽減することができます。また、低VOC(揮発性有機化合物)の製品設計により、施工時の環境負荷も低減されています。

長期的なメンテナンスコストの削減: 高耐久性により、塗り替えのサイクルを延ばすことができ、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

REVOシリーズ

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

REVOシリーズは、アステックペイントが提供する高性能な塗料シリーズで、特に高耐久性とコストパフォーマンスのバランスが特徴です。

REVOシリーズの特徴とメリットは以下のとおりです。

特徴

高耐久性: REVOシリーズは、シリコン樹脂やフッ素樹脂をベースにしており、耐久性に優れています。

塗膜が紫外線や風雨に強く、長期間にわたって外観を保つことができます。

防汚性能: 塗膜が非常に滑らかで汚れが付きにくく、雨水で汚れが洗い流されやすい性質を持っています。これにより、建物の美観が長く保たれます。

多用途性: 屋根や外壁に使用可能で、住宅から商業建築まで幅広く対応できる汎用性の高い塗料です。

メリット

コストパフォーマンス: 高性能でありながら、比較的手頃な価格で提供されているため、耐久性とコストのバランスが非常に優れています。

メンテナンスの軽減: 長持ちする塗膜と防汚性能により、塗り替えや清掃の頻度を減らすことができ、長期的なメンテナンスコストの削減につながります。

エコフレンドリー: 環境に配慮した製品設計で、低VOC(揮発性有機化合物)仕様となっており、施工時の環境負荷が少ないです。

REVOシリーズは価格も抑えられるため、耐久性や防汚性を求める方にとって非常に選びやすい塗料です。

アステックペイントのおすすめ塗料は?

外壁用塗料

防汚性能・超低汚染が特徴のリファインシリーズがおすすめです。

超低汚染なだけではなく、遮熱性にも優れた塗料で、アステックペイントの「外壁にも遮熱」というコンセプトを体現しています。

リフォーム産業新聞の人気塗料ランキングの外壁部門では2023年に3位、2024年には6位と上位に入っています。

屋根用塗料

屋根用は高い遮熱効果と耐候性があり、エコで屋根の色彩・光沢も長期間保持するスーパーシャネツシリーズがおすすめです。

アステックペイントは遮熱塗料シェア4年連続1位を獲得しており、それはこのスーパーシャネツシリーズのおかげだといえます。

リフォーム産業新聞の人気塗料ランキングの屋根部門でも2023年、2024年とも7位に入っています。

アステックペイントの特徴

直販体制

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

アステックペイントは通常とは違う販売ルートをとっています。

一般的な塗料メーカーは一次店(塗料卸問屋)、二次店(塗料販売店)などを通して塗装業者に販売します。

しかしアステックペイントの場合、施工を行う塗装業者に直接販売しています。

卸業者のマージンを省けますし、技術の高い施工店にのみ塗料を販売していますので、塗装の質も保つことができます。

取扱店は2024年6月時点で3,500社以上と急増し続けています。

塗装店のネットワークPROTIMES(プロタイムズ)の運営

(引用:PROTIMESホームページより)

アステックペイントは塗装店のネットワークPROTIMES(プロタイムズ)の管理運営も行っています。

塗料メーカー自体が販売ネットワークを管理・運営するのは珍しいケースです。

アステックペイント使用店のうち優良施工店が加盟していて、施工店だけではなくアステックペイントの保証も付くW保証がありますので安心感があります。

全てのアステックペイントの加盟店がプロタイムズに加入しているわけではなく、プロタイムズに加盟している塗装店がアステックペイントだけを扱うわけではありません。

しかしアステックペイントに関して特に扱い慣れているのは間違いありませんので、アステックペイントを使いたい場合はプロタイムズの業者に問い合わせてみましょう。

リフォームジャーナルの運営

アステックペイントは、外壁・屋根塗装の情報提供・解説を行うメディア「リフォームジャーナル」も運営しています。

最終的に販売ネットワークプロタイムズの宣伝の一部とも取れますが、塗料メーカーの枠にとらわれない活動をしています。

アステックペイントの評判・デメリット・実績

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

アステックペイントは外壁・屋根用塗料の分野では、大手の日本ペイントやエスケー化研、関西ペイントなどに次ぐメーカーです。

超低汚染の「リファインシリーズ」や優れた遮熱性能を持つ「スーパーシャネツシリーズ」はリフォーム産業新聞のランキングでも上位に入っており、評判はかなりいいです。

特に遮熱性能に関しては、遮熱塗料シェアでは5年連続シェアNo.1を獲得しています。

アステックペイントのデメリット

悪い点といえば、加盟店にしか販売されていないため扱っていない塗装店も多いのと、直販体制ではありますが価格が高めなのがデメリットといえます。

しかし外壁塗装は家屋を守るためのものであり、高い遮熱性能による省エネ効果も見込めますので、長い目で見れば元が取れるのかもしれませんので、そのへんも考慮して検討しましょう。

実績

(引用:「アステックペイント」ホームページより)

しかし夏の暑さが年々厳しくなっていく中で、遮熱塗料シェアNo.1のアステックペイントは急激に販売を伸ばしており、

  • 施工建物数 累計26万戸以上(2024年6月時点)
  • 出荷缶数 年間13.8万缶
  • 取り扱い店舗数 3,500社

という実績を残しています。

アステックペイントはやばい?怪しい?

アステックペイントはやばい、怪しいなどというキーワードで検索されていました。

理由を調べてみたところ、元々日本の会社なのですが、オーストラリアの塗料の輸入代理店から始まっているため外資系のイメージがあり、よく分からないイメージがあるためだと思います。

また扱っていない塗装店も多く、プロタイムズやその他の加盟店のみが扱っていて価格も高めなので、謎で怪しいイメージが付いているのだと思います。

いずれにしろ本当にやばい、怪しいという話は見つかりませんでした。

アステックペイントの人気色

アステックペイントのホームページに人気色ランキングや塗り替え事例など色選びに関する情報が多数あります。

珍しいものでは全国エリア別の人気色ランキングなどもありますので、イメージ作りに活用しましょう。

アステックペイントのまとめ

アステックペイントは2012年から自社塗料の開発を始めた新しい外壁・屋根用塗料メーカーですが、超低汚染や遮熱効果の高い塗料など特徴のある塗料を開発し、日本ペイントや関西ペイント、エスケー化研に次ぐ規模になりました。

塗料を扱っているのがプロタイムズなどの加盟店に限定され、価格も高めではありますが、遮熱効果には定評がありますので、省エネを重視される方は検討してみましょう。

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